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明治36（1903）年、旧帝国海軍横須賀海軍工廠にて塗装掛として奉供した矩總 （かねそう）をルーツとする。日本ペイント塗工部を経て、小泉組の傘下となる。戦後、（株）永野工芸社等に分社したが、同社解散後の昭和28（1953）年、宮嵜廉逸が再興。
平成元年、宮嵜　香が代表取締役に就任。

右記写真は、大同電力（後の東邦電力。現関西電力）にて大正11（1922）年に竣工した讀書（よみかき）発電所建設資材搬入用軌道橋（通称：桃介橋）の渡り初め記念写真。 ドイツ：シーメンス社製の発電機等の工事に従事。近隣の賤母（しずも）発電所、八百津発電所の工事にも携わる。写真左端は福澤桃介氏、一人置いて川上貞奴。長野県木曽郡南木曽町読書に現存。国指定重要文化財。